
名古屋キリスト教社会館について紹介される
池田巍義師
日時:2007年3月26日(月)午後3時~3月27日(火)正午
会場:日本バプテスト名古屋キリスト教会
みなさんにお祈りいただいた「まなざしネット・オフミーティング」が去る26日(月)~27日(火)にかけて名古屋教会で行われました。
1日目午後は自己紹介と自由懇談の時を過ごしました。参加者一人一人が現在、教会の中や地域で関わりを持っている活動などについて語り合い、同時にそこで遭遇している問題、課題についても語り合いました。
夕食のあと、午後7時からは中部地区の諸教会にもご案内して「共なる礼拝のために」と題してパネル・ディスカッションを行いました。「障害」のある人を教会はどう迎えるのか、というテーマに沿って、「障害」者と教会委員会の委員(綾塚、斎藤、塩山、内田&妻)が、視覚、知的、聴覚、車いす使用のそれぞれの「障害」のある人の立場から発題し、フロアーからの質問に答えたり意見交換をしました。この中で、斎藤美津栄姉はご自身が関わっている知的障害者の人たちと礼拝に参加し始めた頃の冷ややかな教会全体の雰囲気から、あきらめずに交わりを重ねていくうちに、ある時から真の「共なる礼拝」となっていく姿を目の当たりにしていると証されました。また、フロアーからは「『心の病』の人たちへの配慮についても『障害』者と教会委員会として取り組んでほしい」との意見が出され、今後の課題として取り組んでいくことを確認しました。夜の集会には中部地区の諸教会からの参加者も合わせ、20名の方々が参加して下さいました。

共なる礼拝のために
明けて27日(火)は午前9時の「提唱と活動報告」の時間からスタートしました。ここでは、まず1959年の伊勢湾台風被災者の救済をきっかけに始まったキリスト教福祉事業体「名古屋キリスト教社会館」の紹介を名古屋教会の池田巍義牧師が、また綾塚厚兄が北九州地区で伝道を続ける「北九州シロアム会」について紹介して下さいました。
少し端折りますが、集いの最後のプログラム「閉会礼拝」は郡山コスモス通り伝道所の鈴木牧人牧師(委員)がメッセージを語って下さいました。鈴木師曰わく「交わりは、隣りの人と手をつなぐことから始まる。暖かい手、冷たい手、ぬめっとした手。はじめに手をつないだときに感じるのは『違和感』。けれども、やがて自分の手は隣りの人と同じ温度となり、違和感はなくなる。受け入れ合い、共に歩むことへと導かれていきたい」。
委員会として、決して十分な準備が出来たとは言えなかったこのたびのオフ・ミーティングでしたが、参加していただいたお一人お一人の祈りとまなざしネットのメンバーのお祈りに支えられて無事、会を閉じることが出来ました。
最後に、会場を提供して下さった名古屋教会と、期間中全力投球でお世話して下さった森淳一牧師、恭子ご夫妻にも心から感謝したいと思います。
みなさん、また秋頃にはどこか(計画中)で集いをしますから、そのときにはふるってご参加下さいね。